「ブライン液」に浸した鶏もも肉を「塩麴」で味付けすると、ビックリするくらいジューシーで美味しい唐揚げがつくれます！
さらに衣はグルテンフリーでサクサク＆低カロリー ♪
買ってきてすぐの冷凍していない鶏もも肉で唐揚げを作るなら、ブライン液を利用するレシピが最強だと思います！
ブライン液に浸した肉は「1日以内」の利用が推奨されています。
※すぐに鶏もも肉を調理できない場合は、下味調味料を加えて冷凍保存も可能な「基本がわかるグルテンフリー鶏の唐揚げ」をご覧ください。
材料 （4～5人分）
- 鶏もも肉
- 2枚（600g前後）
ブライン液
- 水
- 塩
- 砂糖
- 100 cc
- 5g（小さじ1）
- 5g（小さじ1と2/3）
下味調味料
- 塩麹
- しょうゆ
- きび砂糖
- おろしニンニク
- おろし生姜
- 大さじ2
- 大さじ1
- 小さじ1
- 1片分
- 1片分
グルテンフリー唐揚げ粉
片栗粉を使わない理由
ブライン液に浸した肉は水分を多く含むので、衣に片栗粉を使うと比較的早くに衣がベタつき、油っぽくなります。
片栗粉の原料であるデンプンは吸水性が高く、しばらくすると衣が肉汁を吸ってふやけ、糊状のベタっとした食感に変わるからです。
ブライン液を使ってつくる唐揚げは「米粉とタピオカ粉」のミックス衣がオススメです。
＼ブライン液のすべてがわかる／
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作り方 １唐揚げの下準備
- まず水と塩と砂糖を混ぜてブライン液をつくる
- 鶏肉の余分な脂身を取り除き、一口大に切る
- 鶏肉をブライン液に浸し、2分間やさしく揉み込む
- そのまま10分ほど冷蔵庫に入れる
- 「ザル」にあけてブライン液を捨て、水気を切る
- 鶏肉と下味調味料を合わせて揉み込み、30分ほど冷蔵庫で休ませる
- ボウルに米粉とタピオカ粉を入れて混ぜ合わせ、鶏肉にまぶす
POINTブライン液に使う「砂糖」はミネラル分をほぼ含まない白砂糖が最適です。一緒に長ネギの青い部分を入れておくと、鶏肉の臭み消しもできます。
POINTブライン液に浸した肉は加熱しても縮まないので、今まで作っていた唐揚げよりひとまわり小さく切ると丁度よいサイズに仕上がります。
POINT揉み込んでいるうちに水分がどんどん減っていきます。
POINT常温に置くとバクテリアや雑菌が増える心配があるので、肉が丸々浸かる量のブライン液を用意し、漬け込むあいだは「冷蔵庫」に入れます。
POINTブライン液の再利用はできません！加熱処理をしていない生肉は食中毒の原因になる場合があるので、1度使ったブライン液は必ず捨ててください。
POINTブライン液に浸したことで短時間でシッカリ味が入るようになります。急いでる場合は常温に10分置き（夏場は冷蔵庫）、次に進みます。
POINT袋に粉を入れてフリフリ衣する方法もありますが、衣を付けすぎると火が通りにくくなります。唐揚げの衣付けは「ボウル」を利用して薄付けにした方が、ヘルシーでさっくり揚がります。
作り方 ２唐揚げを揚げる
- まず低温（150～160℃）の油で1分30秒揚げる（肉にあまり触らない）
- 1度取り出し、余熱の力を使って中心部まで火を通す（約4分～）
- 180～200℃の油で30～40秒、2度揚げする。空気に触れるよう両面をコロコロ返す
POINT少量の油（肉が丸ごと浸らない量）で揚げている場合は、片面を1分、裏返して反対側を1分揚げます。
POINT来客用の場合、この状態でしばらく放置しても大丈夫です。出す直前に2度揚げすると、出来たて熱々で喜ばれますよ～♪
POINT油の温度が下がるとカリッと揚がりません！1度に揚げる量は、油の表面積の1/3～半分程度にして30～40秒でサッと揚げ、衣が色づいたら取り出します。
2度揚げすることで揚げ時間が短縮されて、カロリーもおさえられます！
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