グルテンフリーパスタは、扱い方に少しコツが要りますが
「茹で時間」と「水分量」に気をつければ、小麦パスタに負けない美味しを自宅で再現できます!
今回は伝説の家政婦 志摩さんのミートソースを少しだけアレンジして、グルテンフリーで美味しくいただきました♪
「濃厚チーズクリームソース」と同様、小林製麺の米粉麺「フェットチーネタイプ 」を利用していますが、ソースによって「茹で時間」や「扱い方」が変わるので必見です。
小麦アレルギーや低FODMAP食を実行中の方にも、ぜひ試していただきたいミートソースです。
- 小林生麺(フェットチーネ)
- バター
- 4~5袋
- 10~20g
- 挽肉
- トマトケチャップ
- 岩塩
- コショウ
- 500 g前後
- 大さじ1~
- 2つまみ
- 適宜
「低FODMAP食」への挑戦(※)
ミートソースは玉ねぎを炒めトマトで煮るレシピが王道ですが、実は玉ねぎなしでも十分に美味しく作れます。
ただし、玉ねぎが入らないとトマトの酸味が立ちやすいので、トマト缶はカットタイプよりホールタイプの利用がオススメです。
またトマト缶の1缶を「トマトピューレ」に変更すると、トマトの旨味が凝縮したピューレがより本格的なソースに仕上げてくれます。
最大のポイントは、玉ねぎを入れない場合もニンジンやナスをじっくり炒めて野菜の甘みを引き出すこと!
- 低FODMAP食実践中の方は玉ねぎの代わりに、すりおろしたニンジン(1/2~1本分)もしくはナスの角切り(2~3本)を用意します。
- 志摩さんのレシピを忠実に再現したい場合、合挽き肉560 gとコンソメキューブ(2個)を使います。(天然塩は入れない)
- 2缶のトマト缶のうち1缶をトマトピューレにすると、旨味が凝縮した本格的なトマトソースになります。
志摩さん流ミートソースの作り方
- 玉ねぎとニンジンをみじん切りにする
- フライパンにEVオリーブオイル(大2)を熱し、玉ねぎとニンジンを弱火でじっくり炒める(20~30分)
- トマト缶(2缶)白ワイン(大2)コンソメ(大1)天然塩(小1)ローリエ(2枚)を入れて弱火で6分煮込む
- 軽くつぶしたニンニク(1片)を加えて、さらに弱火で6分煮込む
- トマト缶の半分くらいの水(約100cc)を加えて、さらに4分煮込んだら、1度火から下ろす
- 別のフライパンにオリーブオイル(大1)を広げ、挽肉をフライパン全体に広げて中火で1分焼き付ける、
- 挽肉の色が変わってきたら、裏返して反対側も中火で同様に焼き付ける
- 挽肉から出た油をキッチンペーパーで拭きとる
- 火からおろした5のフライパンに、焼いた挽肉を加えて火にかける。肉を崩しながら弱めの中火で2~3分煮込む
- ケチャップ(大1~2)岩塩(2つまみ~)コショウで味をととのえたら、志摩さん流ミートソースの完成
グルテンフリーパスタの茹で方
- 大鍋に湯を沸かして塩(分量外)を多めに加え、、米粉パスタを強火で2分30秒茹でる
- 茹で汁を100㏄ほど取り分け、米粉パスタをザルにあげて水気を切る(水で洗わない)
- 大鍋に米粉パスタを戻し、必要な量のソースを加えて弱火にかける
- パスタにソースが絡んだら、バターを加えて和える
- 皿に盛りつけ、追加でミートソースをかけて完成
小林生麺が推奨する茹で方
小林生麺のグルテンフリー麺について
小林生麺株式会社 からは、さまざまなグルテンフリー商品が発売されています。
現在はグルテンフリー認証マークを取得し「100%の生米粉麺を製造するトップメーカー」として知られますが、もともとは中華麺を作っていた70年以上の歴史ある会社で、現在も中華麺の製造(グルテンフリー商品とは別ライン)が主力事業だそうです。
製麺作りに長年携わっている会社だけあって、歯ごたえや美味しさにこだわって作られた秀逸な商品が多く、他のグルテンフリー麺とは一線を期している印象です。
単純に小麦を使用しない「グルテンフリー」の枠を超えて、「よりおいしく、より安全に」を目標に麺作りを続けてくださる小林生麺株式会社 さんには、元アレっ子の母として心から感謝しています。
使用しているグルテンフリー商品