* 親子de実践できるグルテンフリー生活 * 心と身体がよろこぶ 美味しい毎日 * 

アレルギー大学を受講しての感想*2018年

リアル体験記(娘が4歳で発症した「乳糖不耐症」の原因と、口臭との関係性)

* これは 2018年09月頃のお話です。*


アレルギー大学の講義と実習が、中級まで終わりました。
今日までに私が受講した講座は下記の15講座です。

◎ 講 義

  • アレルギーの基礎
  • アレルゲンの基礎
  • 食育とアレルギー
  • 加工食品の表示とアレルゲン表示
  • 食物アレルギーの臨床(総論)
  • ひやりはっと事例から学ぶ安全管理と緊急時対応
  • アトピー性皮膚炎
  • 乳幼児期の栄養と献立
  • 食物アレルギーの臨床(各論)
  • 気管支喘息・花粉症・ダニアレルゲン
  • 集団生活の食事
  • アレルギー児の受け入れ

◎ 実 習

  • コンタミネーションを防止する調理手順(卵・乳・小麦を使わない料理)
  • アレルギーっ子の災害対策
  • 小麦を代替した各種の調理

食物アレルギーの現実

アレルギー大学の講義を受講して、改めて1つわかったことがあります。

認定NPO法人アレルギー支援ネットワーク「アレルギー大学」

それは、食物アレルギー『原因』『治療法』
未だに正確には見つかっていない、ということです。

世界的に食物アレルギーの子どもは年々『増加』しているし、
成人後に突然アレルギーを発症する人も目立ってきています。

特に先進国において、食物アレルギーの患者数が急増しています。

遺伝による生まれながらの体質、もしくは生まれ育った環境が、
アレルギーの発症に少なからず関与している

そのことは事実のようですが、未だに立証はされていません。
(医師によっても見解が異なるようです。)

悲しいニュース

ご存知の方も多いと思いますが、
2012年12月、東京都調布市立の小学校で5年生の女児が食物アレルギーによるアナフィラキシーショックで亡くなりました。

2012年12月東京都調布市立の小学校で、給食後に食物アレルギーのある5年生の女児が死亡しました。原因はアレルギーによるアナフィラキシーショックとみられました。

朝、元気に登校していった子どもが
まさか 学校給食が原因 で亡くなってしまうなんて…

しかもこの女児が口にした粉チーズは、わずか 2g だったそうです。

現代の食物アレルギー事情

アレルギー大学で指導してくださる先生方は、小児科医・臨床医・皮膚科医・大学教授・給食に携わる管理栄養士・東京大学の研究チームなど、経験豊富で名だたる先生方ばかりです。

それぞれの講義で使用するテキストは先生方が作成されたオリジナルで、
今までの経験や症例などを踏まえた 生の情報 を、誰にでもわかるやさしい言葉で説明してくれます。

さらに講義後には受講者の質問に真摯に答えてくれるので、必ず教壇の前に長い列ができます。

私はアレルギー大学の講座を受講して初めて、
先生方が見ているのは、アレルギーの先にある 『命』 なのだと知りました。

食物アレルギーが原因で 『命』 を落としてしまう人たちがいる…

原因も治療法も解明されていない中、
それでもこの現実と向き合わなくてはならないのが、
現代の食物アレルギー事情 なのだと改めて気付きました。

指導法と意識の変化


近年、食物アレルギーに対する考え方、診断方針や治療・管理方法は、急速に変化しているそうです。

長年、小児科病棟でアレルギー症状の患者さんを診ている先生が教えてくれました

つい数年前まで常識だったことも、現在では非常識となっていることが数多くあります。食物アレルギー治療の難しさは、認知の広がりが追い付いていない点もあります。

特に子どもが食物アレルギーを発症した場合、
以前は
完全除去+代替食
が基本でしたが、

現在は
食べられる範囲で食べる
という指導法に変わり、
重症者に対する経口免疫療法も含めて

“ 食物アレルギーを治そう ”

という意識が高まっているそうです。

理由は、完全除去を長く続けた場合
誤飲・誤食があったときのアレルギー症状が重くなるからだそうです。

グルテンフリーのように特定の食べ物を完全に除去する生活は、アレルギーを持つ子に対しては否定されつつあります。

実際、数年前に息子が小麦アレルギーを発症したときも、そのような指導を受けました。
(完全除去をすすめた医師もいましたが…汗)

アレルギー大学

認定NPO法人アレルギー支援ネットワーク「アレルギー大学」

アレルギー大学  」は、食物アレルギーを体系的に学べる全国で唯一の講座です。

給食関係者やアレルギー対応商品の品質開発に携わっている方、アレルギーをお持ちの方やそのご家族をサポートする立場にいる方々へ、アレルギーの知識や調理技術など専門性を高めることを目的としています。