今までご自分やお子様の「ホロスコープ」を見たことはありますか?
ホロスコープから実際、どんな風にその人の個性や課題を読んでいくのか参考にしてみてください。
大谷選手の「今後の課題」や「未来予想」についても触れていますので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
この記事の目次
大谷翔平選手の基本的な性質
占星術において、太陽と月は、個人の本質を理解するために最も重要な手がかりの1つと考えられています。
ふたご座「月」
月星座は個人の「心」や「内面」などを表す非常に大切な星の1つで、0~7歳頃に最も発揮されます。
大谷翔平選手はふたご座「月」を3ハウスに持っていますので、子どもの頃から好奇心が旺盛で、人を楽しませたい思いが強い子だったのではないかな、と想像します。
さらに 3ハウスはふたご座のホームタウン!
他者との会話を楽しめる社交性も持ち合わせ、周りの人々のハートをガッチリ掴んで、自然と魅了してしまうのでしょう。
ただし「自分の本心をさらけ出すよりも、周りの人に合わせたり、人から共感してもらえる感情表現をした方がいい」と無意識で思ってしまうような傾向があるかもしれません。
かに座「太陽」
大谷翔平選手は、自分自身や人生の目的を表す「太陽」が5ハウスにあります。
これは人生を大いに楽しみながら、周りの人たちも楽しませるエンターテイナーの素質を示しています。(彼の活躍を見れば、言わずもがなですね!笑)
風のエレメントが多いので、客観的で冷静な判断に優れ、性格的にあっさりしていてクールな印象を周囲に与えます。
1つ意外に感じたのは、彼の太陽が「かに座」であること。
かに座は「家族」との関係の中で、自分の創造性を発揮することが「人生のテーマ」の1つになります。さらに大谷選手は月とICの合も持っていますので、自分の心が落ち着く居場所と家族の安全をとても大切にします。
真美子さんとの結婚生活は、彼にとって大きなターニングポイントになりそうですね。
大谷選手の活躍を後押しする星たち
太陽と土星のソフトアスペクト
このアスペクトを持っている人は、父親の存在や影響力が出やすいと言われます。
大谷選手の父親は、元社会人野球の外野手で、現在も地元で中学生の硬式野球チーム「金ケ崎リトルシニア」の監督。
大谷選手にとって、父親はまさに良き指導者、兼サポート役だったのでしょう。尊敬と信頼に基づいた関係性が伺えます。このアスペクトが示す「父親の影響で社会的に成功する可能性」を見事に花咲かせた一例ですね。
また「困難にぶつかっても、試行錯誤を繰り返しながら建設的にアプローチしていく」という意味合いも、大谷選手ほど明確に体現してくれた人はいないかもしれません。
「二刀流は無理」「プロ野球をナメている」と批判され続けた大谷選手が、実直に自分の信念を貫き通し、今や世界の誰もが認めるスーパースターに成長したのは周知の事実です。
このアスペクトは、「独立独歩で人生の後半に成功がもたらされる」とも言われていますので、これ以上どんな成功が彼を待っているのか今から楽しみです。
月と火星と冥王星のハードアスペクト
行動力・情熱・闘志の源となるエネルギーを示す「火星」と、感情や本来の自分を表わす「月」が重なっていますので、有り余るエネルギーのはけ口にスポーツやダンスはとても効果的です。
そこに強制的で爆発的な影響力を持つ「冥王星」が向き合っていますので、火星のエネルギーが冥王星によって増幅され、並外れたエネルギーを生み出す可能性が示されています。
彼は常に「新しい存在になり続けたい」という根深いニーズを持ち、内的な葛藤が非常に高いタイプかもしれません。
恐らく、並外れた努力と集中力でトレーニングをこなし、オポジションの葛藤を乗り越えて、限界を超えるようなパフォーマンスを発揮しているのでしょう!
冥王星が「海外」も意味する9ハウスにありますので、アメリカのメジャーリーグでプレーしてから更に躍進を遂げているのもうなずけます。
海王星と冥王星のソフトアスペクト
このアスペクトは通称「スピリチュアル星」と呼ばれ、スピリチャル的な能力が高く、霊媒師や占い師、スピリチュアルカウンセラーなどに多いとされます。
具体的には霊感が強め、直感が鋭い、相手の気持ちが読めたり神通力が多少ある人もいるそうです。(判断に迷った時は直感に頼るのが良い)
大谷選手は天王星と海王星のコンジャンクション(合)も持っていますので、独創的なアイディアとイマジネーションが、もしかしたらダイナミックで波乱万丈な人生を引き寄せているのかもしれません。
大谷翔平選手の課題
すでに雲の上の存在の大谷翔平選手ですが、今後の彼の課題を読み解いてみました。(大きなお世話ですみません!!)
うお座「土星」にサターンリターン
サターンリターンとは、生まれた時の「土星」の位置に、運行中の「土星」が再び戻ってくる時期のことを指します。
土星は約29年かけて黄道を一周するので、だいたい30年かけて自分の生まれ持った土星の位置に戻ってきます。
「土星」は苦手意識の克服を促す星で、サターンリターンは人生における大きな転換期、試練や課題に直面しやすい時期になります。
奇しくも水原一平容疑者が「自分はギャンブル依存症だ。多額の借金を大谷翔平に肩代わりしてもらった」と球団に嘘の説明をしたとされる2024年3月21日は、大谷選手が1回目のサターンリターンを迎えた翌日でした。
まさに想像を超えたメガサイズの「試練」に遭遇し、大谷選手は見事に乗り越えて次のフェーズへ進まれたのです。
またその直前、2024年2月29日にはご結婚も発表されています。
人生の中でも大きな転機を迎えるタイミングになるので、サターンリターン前後で結婚される方は実際にとても多いです。
サターンリターンの期間は前後およそ2年半続きますが、その期間に自分を信じて課題に取り組むと、やがて大きな成長や成功につながっていくチャンス期でもあります。
そして大谷選手の「土星」は、うお座。
うお座は、世界の皆が幸せになることを願い、主語が「みんな」になる星座!
大谷選手の場合は、太陽と土星のソフトアスペクト(120度)も持っていますので、「うお座の土星」も使いながら人生を表現することが彼の課題になりそうです。
つまり、かに座的な「自分や家族の幸せ」だけではなく、うお座的な「世界のみんなが幸せになること」への挑戦が、次のサターンリターンまでのテーマになるのかなと思います。
しし座「金星」とキロン
大谷選手は豊かさ・喜び・愛・満足感などを受容する「金星」と、魂の傷を表すとされる「キロン」を7ハウスに持っています。
7ハウスは「対人関係・パートナーシップ・結婚」を表し、中でも「結婚」は人間関係の最も典型的なテーマの1つです。
その「金星」が「冥王星&ドラゴンヘッド」と90度の角度をとっていますので…実は!
ここで再度注目したいのが、かに座「太陽」です。
かに座は、強い絆を持つ身近な人々(主に家族)をとても大切にし、惜しみなく愛を注ぐ星座であると同時に、防衛本能が人一倍強く、守りと恐れの気持ちが強すぎると、自分や相手を縛ってしまう可能性があります。
さらにさそり座「冥王星」が、深~い感情のつながりを求めますので、結婚生活の重要なカギは「深い理解と信頼」になるでしょう。(裏切りは決して許さないタイプかなと思います。)
また「金星」と「キロン」が同じ7ハウスに入っているため、依存的になりすぎたり、深い人間関係を築こうとすると「人間関係を壊したくなる無意識の衝動」を持っているかも(?)しれません。
こんなことを書くと、まるで大谷選手の結婚を否定するみたいですが・・・
これらは全て「課題」を持っている可能性であって、誰もが同じ経験をするわけではありません!
それに7ハウスが示す「対人関係・パートナーシップ・結婚」を乗り越えることで、まずは個人の幸せ、ひいては世界のみんなの幸せにつながっていくのかもしれません。
大谷選手と真美子さんを取り巻く環境は、一般人には想像もつかないほど特殊なものだと推測します。どうか温かい人たちのサポートを受けながら、お互いの信頼関係を深めていって欲しいと願います。
待望の赤ちゃんも、これから無事に生まれてきますように…☆
末永い幸せをお祈りしています。
大谷翔平選手の未来予想
最後に、大谷翔平選手のホロスコープはカルミネート天体が「冥王星」で、さらにドラゴンヘッドと重なっています。
その2つが9ハウスに位置していますので、将来的には「特定の思想や考えを広めていく人」になる可能性がとても高そうです。
特に講演・著書の出版・教育・指導などの分野では、申し分ないカリスマ性を発揮するでしょう。
また他者の力を借りたり協力を得ること、他者の深層心理を理解し、洞察力を磨いていくことが、ゆくゆく彼を新天地に導くかもしれません。
人生の中で大きな変転を迎え、個人を超えて、社会や国家の意識を変革する可能性を十分に秘めたホロスコープです。(さすが!)