月星座は、無料ホロスコープ作成サイトを経由すればどこでも出せますが、その中でも最も簡単で、直感的な方法をご紹介します。
一般的に月星座を出すには、生まれた時間と場所の情報が必要ですが、出生時刻がわからない場合の出し方と、注意点もあわせてご紹介します。
この記事の目次
月星座を出してみよう

ホロスコープを無料で出せるサイトはたくさんありますが、月星座を知りたいだけなら「ゴイスネット」がオススメです!
直接、出生図の作成ページが開き、同じページに結果が表示されて見やすいからです。
月星座の見つけかた
- 生まれた時刻が不明の場合は「12:00」と入力します。
- 出生地が不明の場合は「不明」を選択します。
- 名前は空欄でもOKです。
「天体位置表」の月の右横が「月星座」です。(※左図の場合は「蟹座」)
出生時間が不明な場合の注意点
生まれた時刻が不明で、時刻を「12:00」で出した方は、星座の右横に書かれている「度数」を確認してください。
- 下記の場合は「蟹座」の27度となります。(正確には27.44度)

度数によって、月星座は変わる可能性があります!
度 数 | 月 星 座 |
0~7度の場合 | 1つ手前の星座の可能性があります。 |
8~21度の場合 | 表示されている月星座で間違いありません! |
22~30度の場合 | 1つ後ろの星座の可能性があります。 |

月星座の「度数」に注目!
下記は私の友人のホロスコープです。
どちらも同じ日付ですが、生まれた時間によって星座の位置がグルリと半回転します。
月星座は「蟹座」になります。
月星座は「獅子座」になります。
時間がわからずに月星座を調べていた頃、「蟹座」を読んで“何だかピンと来ないなぁ~”と思っていたそうです。
出生時間でサインが変わるのは「月」だけ
他の天体と比べて「月」は動きが速く、平均2.5日で次の星座に移動します。
そのため「12:00」で出したホロスコープの月が「星座の境界線付近」にあると、生まれた時刻によっては月星座が変わる可能性があるということです。
結局、どれが正解なの?

ごめんなさい!
生まれた時刻がわからない場合、正確な月の位置を割り出すことはできません。
もしザックリとでも生まれた時間帯が分かれば、早朝=「6:00」、夕方=「18:00」、深夜=「1:00」と設定してみるのも1つの手段です。
ですが月星座「0~7度」「22~30度」に該当する方に1番オススメな方法は…!
12個ある月星座は、個性がそれぞれバラバラです。
月は「素の自分」を表しますので、何度も感じたことがある感情パターンや、安心できるポイントなど、子どもの頃からの記憶をたどり振り返ってみると、きっと自分の月星座が見つかると思いますよ!
おまけ*星座の12区分について
ホロスコープの12サイン(星座)は、1サインが30度にピッタリ区切られています。
これは、宇宙の大きな周期(1年)を月のリズムを参考に12分割し、それを円(360度)に当てはめた結果です。
ホロスコープは、地球から見た太陽の通り道=黄道(こうどう)を円形に表したもので、私たちの視点から見ると、あたかも太陽や惑星がその上を移動しているかのように見えます。
一周360度の黄道を、古代の人々が観測しやすく、また周期性を理解するために、12の季節の区切りとして分割したのが、占星術の12サイン(星座)です。
ホロスコープは、科学的なデータや物理法則とは少し違う、もっと「物語」のようなものです。
何千年もの長い間、星々の動きと、その時期に生まれた人々の運命や性格を観察し、関連性を見出してきた「統計的な知恵」や「象徴的な意味付け」が、ホロスコープには詰まっています。
科学的な証明はできませんが、自分の内面や周りの人との関係性を深く読み解く「豊かなツール」として、今も多くの人に活用されています。