山羊座のエネルギーは、「責任感・真面目さ・努力・忍耐・目標達成・伝統・堅実さ・自己抑制」といった性質を持ちます。
これが感情・無意識・母親などを表す「月の資質」に重なると、どうなるでしょう?
山羊座は、一言で表現すると「努力家」です。
地に足の着いた現実感覚と、強い責任感が備わっているので、目標を着実に達成する可能性に満ちています。
周囲からの信頼を得ながら、堅実な努力で夢を形にしていく「頼れる存在」
困難にも冷静に立ち向かう忍耐力、信頼に足る誠実さ、どちらをとっても12星座でNo.1です!
中には月星座の特徴が全く当てはまらない~と感じる方もいると思いますが、まずは月星座について知ってもらえると嬉しいです。
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感情のパターン
月星座が「山羊座」の方は、感情を表現することに苦手意識を持ったり、自分を厳しく律する傾向があります。
幼い頃から年齢よりも大人びて見えたり、冷静沈着な印象を周囲に与えていたかもしれません。
悲しみや怒りも一人で抱え込み、弱みを見せることを恥ずかしいと感じる傾向も強いです。
月【やぎ座】反応パターン | |
![]() | ・嬉しいときでも控えめに喜ぶ ・「あまり嬉しそうに見えない」と思われたり ・感情を表に出すのが苦手 |
![]() | ・1人で抱え込み、耐えようとする傾向が強い ・弱みを見せることを恥ずかしいと感じやすい ・吐き出せない分、悲しみが心に長く残る傾向 ・体の不調(胃痛、頭痛など)として現れることも |
![]() | ・衝動的に爆発することは、かなり稀 ・内に秘めるか、冷静に表現することが多い ・限界を超えると、強い言葉で相手を批判することがある |
安心感の源
明確なルールや規律があって、秩序が保たれている状態や、予測可能で安定した状況を好みます。
自分が努力した結果がきちんと評価され、成果に結びつく環境で安心します。具体的な役割や義務がある場所が「安全基地」となります。
尊敬できて信頼できる大人(親や先生)がそばにいて、適切な指導をしてくれると安心します。頼りになる権威者の存在が、心の支えとなります。
- きちんとしたルールや秩序があること
- 努力が認められ、成果が出る
- 親が頼りになる、一貫した存在であること
無意識の習慣
遊びでも勉強でも、与えられた課題には真面目に取り組み、粘り強く頑張ります。
目標や課題を自ら設定し、それに向かって努力することも得意です。
自分の行動に責任を持つために、約束や役割をきちんと果たそうとします。誰に言われたわけでもないのに、幼い頃から将来を見据えた行動をとったりします。
泣きたい時でも我慢したり、冷静な判断をしたり、年齢よりも大人びた言動をとることが多いです。
- コツコツと努力を続ける
- 自分に厳しく、無意識のうちに我慢する癖がある
- 「ちゃんとしなきゃ!」という意識が強い
月「山羊座」の子ども
山羊座には、親や先生の期待に応えようとして頑張りすぎる傾向があります。
幼い頃から責任感が強いので、いつの間にか我慢が癖になってしまう子もいます。
たとえ年齢より大人びて見えたとしても、大人と同レベルの洞察力があるわけではありません!
また「考えてよ」という命令形は、子どもが親の思い通りになるように自己犠牲的な配慮を求めているのと同じことになってしまいます。
「自分のせいでママ(パパ)を悲しませた」「自分の行動が悪かった」と、過度な罪悪感を抱かせないよう、月山羊座の子は特に配慮してあげてください。(大人扱いされ傷つく機会が多くなりがちなので)
特に未就学児や小学校低学年のうちは、具体的に子どもが理解できる言葉と方法で伝えてあげると、安心感や協力する気持ちを育むことにつながります。
他者からの影響
他者の感情や場の雰囲気に流されることは比較的少ないタイプです。
ただし自分への「評価や期待」には非常に敏感で、特に尊敬する大人や権威者からの評価には強く影響を受けます。
完璧を求めて努力する性質があるので、批判されたり、自分の努力が報われなかったりすると、深く傷つき、自信を失いやすい傾向もあります。
感情的なアプローチよりも、論理的で、厳しさも伴う「真面目な指導者」からの教えが響き、素直に受け入れて実行しようと努めます。
- 感情的な影響は受けにくい
- 批判されることや、失敗を非常に恐れる
- 親や先生の期待に応えようと頑張りすぎる
身体の不調の傾向
年齢に関わらず、「膝」の不調を抱えやすい傾向があります。我慢して無理を続けることで、関節に負担がかかり、炎症や痛みを引き起こすこともあります。
また、頑張りすぎたり無理をしている状態が続くと、ストレスによる歯ぎしりや食いしばり、もしくは栄養吸収の偏りから、歯や歯茎のトラブルも抱えやすいです。
体が冷えると、皮膚トラブルを起こしやすくなるので、体を温める食事、入浴、適度な運動を心がけ、血行を良くすることが大切です。
- 関節の痛みや骨折に注意
- ストレスが歯に出やすい
- 皮膚の乾燥や湿疹などのトラブル
子育ての注意点
月山羊座の子どもは、思春期に入っても反抗期を迎えない子が一定数います。
感情をストレートに表現することに慣れていなかったり、衝突や混乱を避けたい気持ちが勝ったりと、理由はさまざまですが、成長過程で不満や不平を何も感じていないわけでは決してありません!
多くの場合、自分の感情を抑え込み、本能的に自己解決しようと1人でもがいています。
反抗期がないことは、一見すると「育てやすい子」と感じるかもしれません。
ですが、大人になってから問題行動や体の不調として現れたり、背負い込んだ責任感が、完璧主義や燃え尽き症候群につながることもあります。
もし、叱りつけても何も「反抗」してこない場合…
まずは「完璧でなくても良い」「無理しなくて良い」というメッセージを繰り返し伝えてあげてください。
子どものマジメさや責任感を信じて認めつつ、心の負担が軽くなるような声掛けはとても有効です。
NGワード
責任感が強くマジメな性格を、揶揄するような表現は、人格を否定されているのと同じことなので、深い孤独感を与えます。
また本人の努力や目標を否定する言葉も、心を深く傷つけます。目標達成への意欲を削いで無力感を与え、後々まで尾を引くので気をつけてください。
「うまくいかない」と決めつけたり、失敗を恐れる気持ちを増幅させるような発言にも敏感です。心を閉ざすキッカケにもなりますのでご注意ください。
- 「ホント真面目なんだから・・」
- 「なんでできないの?」
- 「どうせ無理」「もう諦めたら?」
NG行動
親の存在が「信頼できる規範」になると、月山羊座の子は非常に安定します。
社会的なルールや仕事に対する姿勢、日常の暮らしぶりなど、何気によく見ていますので、無責任な行動にはご注意ください。
また、マジメに頑張ることを当たり前とみなされ、褒めたり認めたりしてもらえないと、自己肯定感が低下します。頑張っているときに過度なプレッシャーやノルマを課されるのも、心身の疲弊につながります。
自分からアピールしてくるタイプではないので、日頃の取り組みや成果に目を向けて、たくさん褒めてあげてください。
- 過度なプレッシャーや厳しいノルマを課す
- 努力や成果を当たり前だと、褒めたり認めたりしない
- 大人が約束を破ったり、無責任な態度をとる
おまけ*月「山羊座」の実例
私の下の弟が月「山羊座」です。
私たちきょうだいの中で唯一「コツコツ努力できるタイプ」だったので、学業は最も優秀でした。学生時代にサッカーの筋トレや基礎練を毎日欠かさず継続していたのも、スゴイなぁ…と密かに尊敬していました。
10代の頃から起業することが目標だったようで、社会人3年目で突然会社を辞め、地元の友だちと飲食店をオープンさせました。
現在は店を友人に譲り、別の業種で新たな会社を設立して、その分野ではかなり注目されて頑張っています。
他にも、30代前半で独立し、会社を軌道にのせた後は副業で飲食店をオープンするなど、かなり手広く活躍している月「山羊座」の友人もいます。
と、星よみを学んで、今さらの驚きです。
*
身近にいると分かりますが、山羊座の地道で堅実な性格は、やや誤解されやすい要素を含んでいます。
実際はとても素直で実直なのに、大事なことに限って言葉足らずで誤解されやすい‥?
あとこれは私が知る限りですが、
本来マジメな山羊座が羽目を外すと、運気が落ちて大ごとになりやすいような‥
(ちょっとした若気の至り、友だちの誘惑に負けた1回の過ちが、取り返しのつかない事件に発展しやすいかも?!)
土星は「試練・課題」を表す天体なので、もしかしたら仕方ないのかもしれませんが・・
月山羊座は「社会的な地位」を得てこそ、自分自身を認めて自己充足できる星です。
満足できるまで忍耐強く、どこまでも突き進んでいきかねないので、周囲の人たちが温かく見守り、無理をしすぎないよう声をかけてもらえると安心です。(姉目線)
- 弟が幼稚園のときに書いた七夕の短冊は「社長になれますように」笑
- 幼い頃からお金にシビアで、私が10円借りても必ずノートに記録してました~
さいごは月星座「山羊座・水瓶座・魚座」の年齢域です。 今回ご紹介する3つの月星座は、ストレートな感情表現が苦手(もしくは独特)な共通点をもちます。 感情的に激しく爆発するタイプではないので、一見「手がかからない子」に見えるかも([…]