獅子座のエネルギーは、「自己表現・創造性・プライド・リーダーシップ・注目・喜び」といった性質を持ちます。
これが感情・無意識・母親などを表す「月の資質」に重なると、どうなるでしょう?
「月」は獅子座のルーラー(支配星)である太陽と強い繋がりがあり、この配置は内面から輝きを放つような特徴をもたらします。
つまり、心の中にいつも「太陽」を持っているようなものなので、明るさや華やかさ、自信と創造性を、必ず隠し持っています。
たとえ一見、そんな風に見えないとしても、堂々とした振る舞いと温かい心で人々を鼓舞し、周囲に喜びと活気をもたらしたい!と願っている人たちです。
中には月星座の特徴が全く当てはまらない~と感じる方もいると思いますが、まずは月星座について知ってもらえると嬉しいです。
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感情のパターン
月星座が「獅子座」の方は本来、自己肯定感が高く、堂々とした明るい性質を持っています。
幼い頃に「すごいね!」と称賛されたり、注目を浴びることで、自身の中に輝きを灯し、創造性やリーダーシップを育んでいきます。
正直で裏表がないのは長所ですが、感情を表現することで、周囲からの注目や承認を得ようとする傾向があり、ネガティブな感情も「見てほしい」とアピールすることがあります。
月【しし座】反応パターン | |
![]() | ・わかりやすく大げさに表す ・褒めたり認められると喜び倍増 ・周囲と喜びを分かち合おうとする |
![]() | ・感情を爆発させて、同情や関心を引こうとする傾向 ・大声で泣き叫ぶなど、こんなにツラいアピール ・徹底的に悲劇の主人公を演じる人もいる ・プライドが高いので、悲しみを隠す場合も |
![]() | ・怒りも堂々とアピールする ・プライドを傷つけられると激しく反発する ・癇癪を起こしても、根に持つことは少ない |
安心感の源
褒められたり注目されたり、自分の存在が認められることが究極の「安全基地」となります。自分が主役になれる場(発表会・スポーツ・遊びの中など)で最も安心します。
尊敬できる頼りになる大人や、信頼できるリーダー的存在が側にいてくれることで、安心して自分の力を発揮できます。
明るく賑やかで、笑いの絶えない場所に安心感を覚え、逆に暗く重苦しい雰囲気は苦手でストレスを感じやすいです。
- 注目され、褒められ、認められること
- 自分が主役になれる場
- 親からの揺るぎない、無条件の愛情
無意識の習慣
「自分は特別な存在だ」と感じたい気持ちが強いので、無意識のうちに優遇されることを求める傾向があります。
特に家の中だと、王様のように威張ってみたり、家族を自分の思い通りに動かそうとするかもしれません。
一見、ワガママにしか見えない行動の裏にも「認められたい」「愛されたい」という気持ちが隠れていることが多いのは、月獅子座の特徴の1つです。
- 目立つ行動を取りたがる
- 何かを創造する「遊び」に夢中になる
- 自分から率先してリーダーシップを取ろうとする
月「獅子座」の子ども
突然、壮大な目標を語り出したり、大げさな行動を取ったり、いつもに増して注目を集めようと突飛な発言をしたときは、少し注意が必要です。
これは多くの場合、内面の不安や、恐れを埋めるための反応で、無意識の防衛本能みたいなものです。
子どもの現実離れした発言を、自信がなかったり、不安を感じているサインなんだな…と受け止めてあげると、心がとても安定します。
月獅子座の子は、周囲の「無関心」が何より1番傷つきます。
エスカレートすると、問題行動を起こしたり嘘をついたり、間違った形で注目を集めようとすることすらあるので、「見てるよ」「信じてるよ」「大丈夫だよ」というメッセージを送り続けてあげてください。
他者からの影響
自己主張が強く、周囲に流されにくいように見えますが、批判や無視には深く傷つき、内面で強く反発します。
逆に褒められたり、認められたりすると、その期待に応えようとさらに努力して、ポジティブな影響を大きく受けます。
尊敬する人や憧れの存在からは、良い意味での影響を強く受け、その人の真似をしようと努力する傾向もあります。
- 称賛や注目に大きく影響される
- 無視されることや、批判されることを非常に嫌う
- 褒められれば褒められるほど、さらに輝こうとする
身体の不調の傾向
太陽の影響を強く受けるので、乳幼児〜学童期は日射病や熱中症にかかりやすかったり、発熱しやすい傾向があります。
またストレスや興奮が心臓や循環器系に影響を与えやすく、感情が安定しない時に動悸や不整脈、胸部の圧迫感などを感じやすいです。
堂々とした姿勢や自信に満ちた振る舞いに意識が向きやすいので、自信がないと猫背になったり、逆に無理に胸を張ったりする傾向もあります。
- 興奮やストレスから発熱しやすい
- 背中の痛みや、姿勢に問題が出やすい
- ストレスによる心臓への負担に注意
子育ての注意点
幼い頃から自尊心が高く、自分が周囲にどう見られているか?を意識しています。
そのため、得意なことは率先してやっても、苦手なことは挑戦する前から頑なに拒否したり、中には「何もやらない」ことで、注目を浴びようとする子もいます。
(うちの息子がまさに、このタイプでした‥!!)
このとき、苦手なことを無理強いして、上手くできない経験を繰り返すと、「自分はダメな子だ」「期待に応えられない」と感じて、本来持っている自己肯定感を大きく損なってしまいます。
自信の土台が育っていけば、苦手なことも「自分にだってできる」という感覚が持てるようになっていきます。
幼い頃は、好きなことや得意な分野で成功体験を1つでも多く積みあげ、スモールステップで見守ってあげてください。
NGワード
自信満々に振る舞っていても、自意識過剰な発言ばかりを繰り返すときは、逆に傷ついているサインです。
他の子と比較する言葉は劣等感や嫉妬心に繋がりますし、自分以外の友だちや兄弟姉妹を褒める言葉にも敏感に反応します。
また挑戦する前から決めつけるような言い方をすると、せっかくの行動力やリーダーシップの芽を摘み取ってしまうのでご注意ください。
- 「〇〇ちゃんは、もっとすごかったね」
- 「無理だよ、やめておきなさい」
- 「調子に乗らないの」「またそんな目立とうとして」
NG行動
月獅子座はとてもプライドが高いので、人前で怒ったり、人格を否定するような叱り方は絶対にNGです。感情的に反発して、心を閉ざしてしまいます。
どんなに悪いことをしたとしても、叱った後に必ずいいところも褒めてあげると、素直に反省して、自分の非を受け止めやすくなります。
また自分が主役になれる機会がないと、どんどん自信を喪失して不満を溜め込んでいくので、遊びでも習い事でも、何かしら子どもが輝ける環境をつくってあげてください。
- 注目してあげない、褒めない
- 子どもが主役になれる機会を奪う
- プライドを傷つけるような叱り方
おまけ*月「獅子座」の実例
月「獅子座」の息子は幼少期、家の外ではとにかく「何もやらない子」でした。
(逆に家ではひょうきん者で、お笑い芸人をマネして家族を笑わせたり、怒ったり泣いたり、かなりパワフルでしたが…)
幼稚園の運動会では、入場から先生に担がれ、徒競走も先生に引っ張られて渋々ゴール…
お遊戯は踊らない、玉入れの玉も投げない、友だちが遊んでる輪にも入れない…
1歳半から4年間通ったリトミックも、全く参加せず、毎回教室の隅っこで見てるだけ。
そんな息子をずっとみてくれたリトミック教室の先生が
と、言ってくれたことがあり
「そうなの・・?!」と当時、とても驚きました。
そんな息子も現在は中学生、クラブチームでサッカー三昧の毎日。
まさに賞賛され、認めてもらうことが生きがい!の典型的な月「獅子座」に成長しました。
シャイで内弁慶なところは変わりませんが、クラスで1番になったり、試合で注目されると、本当に本当に嬉しそうです。笑
私はリトミックの先生のおかげで、息子の成長を焦らずゆっくり見守ることができました。
先生には今でも、心から本当に感謝しています。
同じように子どものホロスコープを知ることで、親の不安が少しでも解消され、尊重しあえる親子が増えることを願っています。
つづいて月星座「蟹座・獅子座・乙女座」の年齢域です。 うちは娘の月星座が「かに座」、息子の月星座が「しし座」ですが、もっと早くに子どもの月星座を知っていたら、もしかして… 今とはまた違う未来があったのかな… と、この記事をまと[…]