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【占星術入門】月・水星・金星・太陽の「年齢域」で子どもを読み解く

火星・木星・土星の「年齢域」西洋占星術

西洋占星術には、伝統占星術より伝わる「年齢域」という考え方があります。

「年齢域」は人生の各時期における主要なテーマや発達課題を、それぞれの惑星のもつイメージや性質と関連づけて考えます。

特に子どもは固定観念に染まっていないので、惑星のエネルギーが直接的に強く現れる傾向があります。

子どもの「年齢域」は要チェックですよ~!!

※ここでは触れていませんが「年齢域」を読みとく場合、各年齢域を支配する惑星の状態や、その時期に形成されるアスペクトなどを分析して総合的に判断します。




10天体(惑星)の年齢域一覧

年齢域は、人生の大きな流れを読むための1つの考え方です。
各年齢域において育まれる特徴や課題は、サイン(惑星の星座)や他の惑星と形成するアスペクトによっても大きく左右されます。

月の年齢域(0-7歳)

月の年齢域(0-7歳)西洋占星術
月の年齢領域は0~7歳で、誕生~小学校に入学する頃までの時期にあたります。
この時期は、心理学的な側面からも人格形成の根幹となる非常に重要な時期と捉えられています。

月の年齢域に現れやすい特徴

月のサインや配置を知ることで、感情や無意識の反応を知る重要な手がかりが得られます。

  • 基本的な感情の反応パターン
    嬉しい時の表現や悲しい時の対処など、感情の基礎的な反応の傾向
  • 安心感を覚える環境や状況
    安心できる場所や人に対する、個人的な「安全基地」の感覚
  • 無意識の習慣や行動パターン
    特に意識することなく、繰り返してしまう行動や癖
  • 他者からの影響の受けやすさ
    周囲の感情や雰囲気を敏感に察知し、影響を受けやすいかどうか

月の年齢域の課題

月の年齢域に、身近な人からの愛情や安心感をしっかり感じられずに育つと、下記の状態が出やすいと考えられています。

  • 安心感の欠如
    幼少期の養育環境や経験によって、根源的な安心感や自己肯定感が育まれなかった場合
  • 情緒不安定
    気分の波が激しい、感情のコントロールが難しいといった傾向
  • 依存的な傾向
    常に誰かに頼りたい、一人でいることに不安を感じやすいといったパターン
  • 過去のトラウマ
    幼少期の辛い経験が、その後の感情面や人間関係に影響を与える可能性
「愛情不足で育った」は本当?

子どもに上記の傾向が現れると、すぐに「自分の子どもに対する愛情不足」を疑ってしまう方がいるかもしれませんが、それは時期尚早!

多くの場合、親の示した愛情が「子どもが受け取れる(求める)形の愛情ではなかった」というすれ違いが原因だったりします。子どもが親に求める愛情は、子どもによってもさまざまだからです。

子どもの「月」を理解すると、その子が求める愛情の形がわかりますよ!




水星の年齢域(7-15歳)

水星の年齢域(7-15歳)西洋占星術
水星の年齢領域は7~15歳で、小学校入学から中学校卒業までの学童期にあたります。
この時期は、家庭という狭い世界から一歩踏み出して、知的好奇心やコミュニケーション能力が急速に発達する時期と重なります。

水星の年齢域に現れやすい特徴

水星のサインや配置を知ることで、自分の思考のクセやコミュニケーションの傾向を知るヒントが得られます。

  • 知的好奇心が旺盛
    さまざまなことに興味を持ち、知識を吸収しようとする意欲が高まる
  • コミュニケーション能力の発達
    他者との会話を楽しむ、自分の考えを言葉で表現する能力が育つ
  • 学習意欲と能力
    学校の勉強だけでなく、興味のある分野を自ら学ぶ姿勢を育む
  • 情報処理能力
    得られた情報を分析し、理解する力
  • 適応能力
    新しい環境や状況に素早く順応する力

水星の年齢域の課題

水星の年齢域に、学び(勉強)や対人関係のトラブルを抱えると、下記の状態が出やすいと考えられています。

  • 学習への苦手意識
    特定の科目が理解できない、勉強に集中できないといった困難さ
  • コミュニケーションの苦労
    人見知り、自分の考えをうまく伝えられない、誤解が生じやすいなど
  • 情報過多による混乱
    物事を深く考えず、表面的な理解で終わってしまう
  • 表面的な理解
    幼少期の辛い経験が、その後の感情面や人間関係に影響を与える可能性
  • 落ち着きのなさ
    注意散漫で、1つのことに集中しにくい
大切なのは「子どもが示した興味」を否定せずに尊重してあげること!

金星の年齢域(15-24歳)

金星の年齢域(15-24歳)西洋占星術
金星の年齢領域は15~24歳で、高校入学から20代前半までの思春期にあたります。
この時期は、異性への関心も高まり、感受性が豊かになって、愛情・人間関係・美意識などが大きく発達する時期と重なります。

金星の年齢域に現れやすい特徴

金星のサインや配置を知ることで、自分が求める愛の形と価値観を知る手がかりが得られます。

  • 恋愛への関心の高まり
    初恋、恋愛経験、パートナーシップへの憧れ
  • 美的感覚の発達
    ファッション、音楽、芸術など、美しいものへの興味や才能の開花
  • 社交性の向上
    友人関係の拡大、グループ活動への参加、交流を楽しむ
  • 快楽や喜びの追求
    趣味に没頭する、楽しいことを求める活動
  • 価値観の形成
    自分が何を好きで、何を大切にするのかという個人的な基準の形成

金星の年齢域の課題

金星の年齢域に、感情的な愛情・美意識・自身の価値などに誤った価値観を持つと、下記の状態が出やすいと考えられています。

  • 恋愛におけるトラウマ
    失恋、片思い、人間関係の複雑さによる心の傷
  • 依存的な関係
    パートナーや友人に過度に依存してしまう傾向
  • 外見への過度なこだわり
    容姿へのコンプレックス、理想的な美しさへの追求
  • 経済的な問題
    浪費、金銭感覚の未熟さによる問題
他者とつながり、価値観を築く時期

金星の年齢域は、人生の後半における愛情表現や人間関係、価値観の基盤を築く重要な時期です。この時期に味わう喜びや心の傷が、その人の感情的な成熟度人間関係の質に大きな影響を与えます。

直面した課題は、今後の人間関係を築く大きなヒントになります!




太陽の年齢域(24-34歳)

太陽の年齢域(24-34歳)西洋占星術
太陽の年齢領域は24~34歳で、20代半ばから30代半ばまでの青年期にあたります。
一般的に社会人として自立し、自己の確立や人生の目標を模索する時期と重なります。

太陽の年齢域に現れやすい特徴

太陽のサインや配置を知ることで、自分の強みと自分らしい表現を知る手がかりが得られます。

  • 自我の確立への願望
    仕事や家庭など、社会における自分の役割を認識し、責任感を持つ
  • 社会的な役割の自覚
    仕事や家庭など、社会における自分の役割を認識し、責任感を持つ
  • 目標設定と達成への意欲
    人生の目標を定め、それに向かって積極的に行動する
  • 創造性の発揮
    趣味や仕事を通して、自身の才能や個性を表現しようとする
  • リーダーシップの発揮
    周囲を巻き込み、チーム全体の目標達成に向けて主体的に行動する

太陽の年齢域の課題

太陽の年齢域に、人生の目的を見失ったり、社会との関わりでつまづくと、下記の状態が出やすいと考えられています。

  • 自己表現の難しさ
    自分の考えや気持ちをうまく伝えられず、周囲に理解されていないと感じる
  • 目標が見つからないことへの焦り
    「何かを成し遂げなければならない」というプレッシャーを感じながらも、はっきりとした目標が見つからない
  • 自信の欠如
    自分の能力や価値に疑問を持ち、積極的に行動できない
  • 権威との衝突
    親や上司などの権威ある存在と意見が対立したり、摩擦が生じやすい
  • 理想の自己像との葛藤
    「こうあるべきだ」と思い込んでいる理想の自分像に縛られ、本当の自分を受け入れられずに苦しむ
太陽の年齢域はとても重要

太陽の年齢域は、その後の人生における自己肯定感、人生の目的、社会との関わり方を大きく左右する重要な時期と考えられています。
この時期に自分自身の本質と向き合い、自分らしさや個性を確立することが、今後の人生をより充実させるための鍵となります。

自分の太陽星座やその配置を知ることは・・

自分の強みや、自分らしい表現の仕方を理解する手がかりになります!