牡牛座のエネルギーは、「安定・堅実・五感・快適さ・所有・忍耐」といった性質を持ちます。
これが感情・無意識・母親などを表す「月の資質」に重なると、どうなるでしょう?
月が牡牛座にある場合、「高揚の位置」と言って、月にとっては最も良い意味の出る位置となります。
それは、牡牛座の力を最大限に発揮して良い作用を及ぼし、感情が安定しやすくなるので、「温厚な性質を持ち、五感を通じた喜びや安心感をより感じやすい」と解釈します。
つまり五感が豊かで、確かなものを選び抜き、堅実に幸福を築いていけるタイプです!
中には月星座の特徴が全く当てはまらない~と感じる方もいると思いますが、まずは月星座について知ってもらえると嬉しいです。
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感情のパターン
月星座が「牡牛座」の方は、変化や急な刺激を嫌い、安定を求める傾向が強くあります。
五感(視覚/見る、聴覚/聴く、味覚/味わう、嗅覚/嗅ぐ、触覚/皮膚で感じる)を通じて「快・不快」を感じるため、心地よさや快適さが感情の安定に直結します。
感情を外に出すまでに時間がかかりますが、1度感じた感情は深く持続する傾向があり、マイペースでおっとり型に見えるけれど、実は頑固な人が多かったりします。
月【おうし座】反応パターン | |
![]() | ・言葉よりも表情や態度で示すことが多い ・満面の笑みを浮かべて、五感で喜びを味わう ・好きなものをギュっと抱きしめるなど |
![]() | ・悲しみや不満は、溜め込む傾向 ・最初は黙り込んだり不機嫌な顔をしたり… ・限界を超えると頑固になり、感情の切替が難しい ・1度泣き出すと、なかなか泣き止まない |
![]() | ・1度怒り出すと非常に頑固でテコでも動かない ・徹底的に不機嫌になる ・怒りを溜めに溜めてから爆発させる ・感情の爆発後は、比較的早く落ち着きを取り戻す |
安心感の源
慣れ親しんだ場所(自分の部屋など)や、愛用している物がある場所が「安全地帯」になり、それらが傍にあることで落ち着きを取り戻します。
毎日同じ時間に食事をして、同じ場所で遊ぶなど、予測可能で安定したルーティンに安心感を覚え、急な予定変更や環境の変化は苦手です。
慎重に、ちゃんと納得してから動きたい気持ちが強いため、自分のペースで決められるまで、急かされることなくゆっくり待ってもらえると安心します。
- 肌触りの良いもの、美味しいもの、心地よい音など、五感で感じる快適さ
- 安定した日課と、慣れ親しんだ環境
- 温かいスキンシップや優しい声
無意識の習慣
慣れ親しんだものを好み、五感を通じて満足感を得たい欲求が強いので、気に入ったものばかり毎日食べたり、決まったレストランやメニューを頻繁に利用する傾向があります。
特にストレスや不安を感じたときに、五感を満たすことで心の安定を取り戻そうとして、高カロリーなものや甘いものに手が伸びやすくなるかもしれません。
何事も自分のペースでじっくり取り組みたいタイプで、1度決めたことに関しては、周りが何と言おうと意思を貫き通す強さを発揮します。
- ゆっくりと自分のペースで行動する
- 気に入ったものに触れたり、匂いを嗅いだりする
- 美味しいものを食べることに強い喜びを感じる
- 食べ物や持ち物、服装や趣味などに「こだわり」を持つ
月「牡牛座」の子ども
牡牛座は「本能的な所有欲」が強いので、お気に入りの玩具や、普段から大事にしているものを、友だちに貸してあげるのは苦手かもしれません。
これは単なるワガママとは異なり、「本能的な不安」がもたらす感覚的なものなので、それを責められても子どもはどうすれば良いかわからず、内心とても傷つきます。
思ったことをすぐに口にするのが苦手な子も多いので、自分の気持ちを代弁してもらえると、心の安定に繋がります。
周囲の人たちと何かをシェアする感覚は、成長と共に少しずつ育っていきます。
まずは日常生活の中で、ご両親が大事にしている物を子どもに貸してあげる経験から、スタートしてみるのはオススメです。
他者からの影響
他者の意見や雰囲気には流されにくいタイプです。見知らぬ人や新しく出会った人からの影響は、かなり慎重に受け止めます。
ただし、1度信頼関係を築いた人(特に母親や家族)からの影響は受けやすいです。
平和で調和的な環境を求める気持ちが強く、周囲の不穏な空気にストレスを感じやすいのですが、それによって自分がブレることは少ないです。
美味しそうな匂いや、心地よい音には素直に反応しますが、「人の感情の機微」を察知することは、あまり得意ではないかもしれません。
- 環境や人に慣れるまで時間がかかる
- 優しい声かけや触れ合いには素直に応じる
- 急かされたり、強制されると意固地になる
身体の不調の傾向
風邪の初期症状として「喉」が炎症を起こしやすい傾向があります。
また感情的なストレスが声帯や喉の筋肉を緊張させ、声が出にくくなったり、声がかすれたりすることがあります。
言いたいことを我慢したり、不満を飲み込んだりしていると、喉の違和感や異物感を感じることもあります。
実際に食べ物が詰まっているわけではないのに、喉に何かが引っかかっているような感覚を覚えたら要注意!
普段の日常をゆっくり振り返り「ストレスの原因」を探ってみてください。
- 免疫力が低下すると、喉や扁桃腺に症状が出やすい
- 緊張や頑固さが、首や肩こりにつながりやすい
- 食の好みがハッキリしているので、偏食や食べ過ぎに注意
子育ての注意点
生まれながらに五感が優れているので、離乳食に手がかかったり、前日の残り物を出しても手を付けないなど、食事面で世話が焼けるかもしれません。
また空腹になると機嫌が悪くなり、食欲が満たされると機嫌がよくなる子が多いです。
人間の「五感」がもっとも磨かれ成長するのは、乳幼児期から学童期初期(0〜6歳頃)にかけてといわれます。
特に0歳から3歳頃までが非常に重要で、脳の神経回路を形成し、認識能力や学習能力の基盤となります。
子どもが喜ぶからと毎日同じものばかり食べさせていると、将来の味覚形成に大きく影響するのでご注意ください。
月牡牛座の子どもは「五感」を通じて世界を体験し「満足感」を覚えていきます。
味覚だけでなく、五感を総合的に刺激する遊びは、この時期の子どもの脳と感覚の発達にとても良い影響を与えます。(月牡牛座は特に!)
NGワード
温厚な性格なので、幼児期は育てやすいタイプの子が多いのですが、それは「親との安定した触れ合い」が心の支え(土台)となっています。
幼い時期に子どもの安心感を奪ってしまうと、のちのち大きく影響が出るので(牡牛座はとても頑固)、子どものペースを見守り、感受性を受け止めてあげることが大切になります。
また子どものお気に入りを「汚い」「変なもの」「気持ち悪い」など、否定的な言葉で表現すると、人知れず傷ついていたりするのでご注意ください。
- 「いつまでも甘えないで」
- 「早くして!」「いつまでそうしてるの?!」
- 「汚いから捨てたよ」「変なものに触らないで」
NG行動
「安定と心地よさ」を求める気持ちがとても強いので、そこが揺らぐと不信感を抱きます。
自分のペースや感覚的な快適さを無視されたときに、もっとも大きなストレスを感じます。
特に五感から得ている安心感を否定されることに敏感なので、お気に入りのブランケットや、ぬいぐるみを勝手に捨てたり洗ったりするのは厳禁!
必ず事前に、本人の了承をとることを強くオススメします。
あと仕事の都合で転勤が多い場合などは、十分すぎるくらい子どもの気持ちに寄り添い、配慮してあげてください。(不満を言葉にするのが苦手で、一見平気そうに見える子も多いので)
- 「お気に入り」を勝手に捨てる、移動する、壊す
- 急な環境の変化(引越し/転園/転校など)を、相談せずに一方的に決める
- 嫌がることを、無理やり押しつける(特に食べ物や身体的な接触)
おまけ*月「牡牛座」の実例
高校以来のもっとも親しい友人を含め、私の身近には月牡牛座が複数います。
よく牡牛座は、「物質的に恵まれ、お金に困らない人生を送ることができる」と言われますが、私が知る限りこれは事実!
- 優しそうな第一印象
- 嫌いな人にもあまり嫌われない(敵を作りにくい)
- 人と距離をとるのが上手
- 年長者に可愛いがられる
…なんて傾向も持ってるように思います。
ただし(!)
月が「母親」や「母性」を表す天体だから(?)か、女性は良い意味での「牡牛座の特徴」が発揮されてる印象に対し、男性の場合は…
(動かない、言葉足らず、亭主関白など、女性とは少し違う出方をしているような‥ないような‥苦笑)
いざという時に動じない冷静さや、簡単には屈しない芯の強さもありますし、安定志向で保守的、本物志向もまさに!ですね。
(あと本気で怒らせたらかなり怖い・・)
*
牡牛座は五感(特に味覚・嗅覚)が鋭く「本物」を見極める目も持っているので、シェフやパティシエ、パン職人、ソムリエなど、「食に関わる専門職に就いている人が多い」とも言われています。
実際に私の知る限りだと、料理好きかは別として‥
理解不能な乳幼児期の子どもを「月の年齢域」で読み解きます。 うちの子は宇宙人…?! この子はまるで怪獣みたい!手がつけられない… そんな風に感じた経験がある方は必見です! まずは月のサインが示す1番ベーシックな要素のみを[…]